独立100周年の韓国にヘイトでお祝い
「3.1独立運動100周年で反日感情で危ないから韓国旅行は自粛を」
そんな、まるで被害者のような注意喚起をしたばかりの日本政府の関係者が2019年3月19日、韓国の金浦空港で「I hate Korean!!(俺は韓国人が嫌いだ!)」とヘイトスピーチを繰り返した後、職員に暴行したとして、日本の厚生労働省の現役課長が韓国警察に逮捕された。ナッツリターンならぬヘイトリターン。暴行も加わり、事実上のヘイトクライムだ。被害者ヅラで加害者になるという、なんとも恥ずかしい列島サイズブーメランが炸裂した。
韓国職員を蹴りやパンチで大暴れ
韓国メディアJTBCの報道によると、日本人の男は「I hate Korean!」とヘイトを繰り返し韓国航空会社の職員を相手に蹴りや拳でパンチなどで大暴れ。
男は厚生労働省の労働基準局で賃金問題などを担当する武田康祐容疑者(47)で16日から渡航。本人のフェイスブックに自身で「なぜか警察に拘束されてます。殴られてけがをしました。手錠をかけられ5人に抱えられ。変な国です」などと書き込まれていたという。
日本国内の論調
日本国内の論調はまるで、ささいなトラブルかのように報じ、「取り調べ」「一時拘束」という単語をならべ、「逮捕」という言葉を必死に避けている。容疑者という表現も使わず「稲垣メンバー」を彷彿とさせる曖昧な表現でスルーを決め込んでいる日本。なぜでしょう。
2日前にも同じ場所で騒いでいた
暴行の現行犯・武田容疑者は暴行で逮捕・拘束されたあと、釈放されたが、騒ぎを起こしたのはこの日だけではなかったことが韓国の報道でわかった。二日前にも韓国航空警察の御用になり帰宅させれていたのだ。そして二日後に同じ騒ぎ。あげくにSMSに否定の文章を上げていた。みっともない言い訳、想像通り…変な国です。
なぜか警察に拘束されてます。殴られてけがをしました。手錠をかけられ5人に抱えられ。変な国です。
厚生労働省労働基準局課長・武田康祐(47)のフェイスブックより
列島級ブーメラン炸裂!
武田容疑者は普段からフェイスブックで「韓国は異常な国」との嫌韓投稿を繰り返していたことでも知られる。
もし、この動画がなければ、暴行犯である武田容疑者の「なぜか警察に拘束されています」「殴られけがをしました」の言葉が日本で実しやかに報じられ、日本では信じられていたことだろう。人が見ていないところで平気で嘘をつき、暴行する。テレビを通じて大々的に韓国への渡航自粛を訴えた国がまさにヘイトの国だという列島級のブーメランが官邸に刺さる形となってしまい、菅官房長官は貝になりたい気分だろう。まさしく因果応報だ。
休暇で韓国旅行中に
更迭という名の、事実上の栄転、またか
厚労省人事課によると、男は休暇で韓国を旅行していたといい、「幹部職員が海外でトラブルを起こしたことは誠に遺憾でお詫び申し上げます」とコメント、2019年3月20日付けで男を大臣官房付に更迭、と言う名の事実上の栄転で、モリカケ疑惑でおなじみの公文書捏造国家らしい幕引きである。
韓国の空港でのお騒がせ事件といえばナッツリターン事件が有名だが、ヘイト暴行で大暴れしたこの事件に名前をつけるなら「ヘイトリターン」あるいは「ジャップリターン」とでも呼ばれるのだろうか。「嫌なら祖国へ帰ればいい」が名文句のネトウヨはこの騒動どう思うのだろうか。
武田 康祐(タケダ コウスケ)容疑者プロフィール
内閣官房一億総活躍推進室・働き方改革実現推進室 内閣参事官
1995年 | 労働省入省 |
---|---|
2003年 | 厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長補佐 |
2005年 | 鹿児島労働局総務部長 |
2007年 | 厚生労働省政策統括官付労働政策担当参事官室長補佐 |
2008年 | 在タイ日本国大使館一等書記官 |
2011年 | 厚生労働省職業安定局雇用政策課長補佐 |
2012年 | 内閣府政策統括官(経済社会システム担当)付参事官(社会システム担当)付企画官 |
2014年 | 厚生労働省労働基準局労働条件政策課労働条件政策推進官 |
2015年 | 内閣官房一億総活躍推進室企画官 |
2016年 | 内閣官房一億総活躍推進室内閣参事官、内閣官房働き方改革実現推進室併任 |
国会議員が孫正義への殺人予告
現職国会議員であり、デジタル改革担当大臣である平井卓也議員が「在日朝鮮人政商孫正義の息の根を止められます!」「不快な在日芸能人のCM見なくてすみます!」と、孫正義への殺人予告をツイートするという事態にまで至っているヘイトネイション日本。うへ〜〜🤮🤮🤮
事実上の現職官僚ヘイトクライム
「日本すごい」の忖度マスコミではほとんどのヘイトスピーチや差別扇動デモが報じられない。それ以上に、日本国内には差別を背景とした事件、暴行、殺人、いじめ、いわゆるヘイトクライムが各地で起こり苦しんでいる外国人が多くいる。入管で自殺に追い込まれる移民、外国人実習生、空港で朝鮮学校生徒のお土産没収や無償化排除。警察までもが市民に暴力的で差別用語を使うようになった安倍政権、その背景にはこんなヘイト官僚、嫌韓官僚が日本でうごめいているからだろう。
行政が人種差別を放置・扇動
事件の背景には、国や行政が人種差別を放置どころか扇動していることだ。おまわりさんは自らの差別意識を隠すこともしない。ヘイトスピーチ防止条例を守らない無法なおまわりさんを誰が取り締まってくれるのだろうか。
小池都政がヘイト許可する理由
外国人へのリンチ
この国、だいじょーぶ?
頭が腐りゃ、下も腐る。官僚同士で不倫旅行。別部屋にみせかけてコネクティングルーム利用。
自民党のプリンス・小泉進次郎の不倫も
進ちゃんは2015年6月、実業家で子持ちの人妻と不倫関係になり、軽井沢で密会を重ねていたという。この女性は進次郎氏にのめり込み、その夫婦は離婚。驚くことに、進次郎は不倫で使ったホテル代を政治資金、つまり俺たちの「税金」で支払っていたと文春砲が伝えている点。さすが自民党のプリンス。
ワイドショーやニュースで、芸能人の不倫は1週間、官僚や小泉進次郎の不倫はゼロ報道。腐敗が進み「美しい国」に仕上がってきましたね ^ ^
ネットの反応
ツイッターの反応
関連記事
同じ年の3月、世田谷年金事務所所長も差別扇動発言(ヘイトスピーチ)で問題になっていた。こちらは個人情報保護の観点から人種差別扇動行為の枠を超え、行政の問題に波及するだろう。日本は政府や行政、警察までも差別意識が蔓延したヘイトネイション(人種差別の国)のようだ。
I hate Netouyo!!